婚活中の悩み

【婚活が不調?】地方在住・アラサー・恋愛経験なしの婚活における課題【後編】

こんにちは、たまおです。前回の記事では、このようなことをご紹介しました。

前回のおさらい
  • 地方在住のアクティブユーザーを探すならとにかく会員数の多いアプリを使うべし。
  • 婚活市場でアラサーは珍しくない。ただし成功者には「相手に合わせられる柔軟さ」「家庭的」「性格がいい」など共通点があった。
  • 恋愛経験がない=出会いがなかったからでは、ない。もっと問題を分解してみよう。

今回はもう少し個人的な経験談をお話します。というのも、当時婚活中の私は「地方在住、アラサー、恋愛経験なしの婚活の悩み」について検索しても一向に寄り添ってくれる記事がなかったからです。やれ諦めるなだの、やれ積極的にアプローチしろだの、「それが出来ないから悩んでるんだよ!」というのが本音でした。

たまお
  • 26歳から婚活アプリを使いマッチングしデートを重ねる。
  • しかし回数を重ねるごとにモヤモヤが増えていく。周囲の理解も得られない。
  • アラサー・恋愛経験なしだからこんなに苦痛なの?
  • 婚活・結婚するってことは、自分を捨てて苦痛に耐えるってことなの?

と悩んだ時期もありました。今は自分と保護猫のために生きてます!

婚活がストレスになった私、今なら原因がわかる

シルバーのノートパソコンとスマホ
仕事中も婚活がストレスに
婚活中女性

マッチングはできるけど、いざ会うとなると嫌だなあ……逃げたい。

婚活中女性

別に好きでもないしトキメキもしないけどデートかあ……でも皆こんなものだよね?

男性とマッチングしメッセージ交換をするのが苦痛でしたし、最終的には通知音が鳴るだけで「気持ち悪い」という嫌悪感さえ抱く始末……といっても、男性に非があるわけではありませんでした。いたって誠実な人たちばかりで、自分自身の問題でした。

しかし当時の私にはそれがわからず、なぜこんなにも苦痛なのかと悩み、周囲に理解はされず、ネット上でも私と同じような人は見つけられませんでした。

なぜ男性は悪くないのに、これほどまでに婚活が苦痛だったのか? これからお話しするのは個人体験記ですが、その中から、婚活中の悩めるアラサー女性のヒントになればと思います。

そもそも男性への苦手意識が強すぎた

NOの文字と人形
拒絶感がすごかった

前の記事でも少しふれましたが、異性の友達がいませんでしたし、学生時代のクラスメイトともほとんど喋ってませんでした。そうした経験のなさから男性への苦手意識があったのかもしれません。

職場では男性とも話すけど、仕事上のことだけです。それ以上のことは話しませんし、職場の男性は中高年や特殊な人たちが多かったので、男性という認識はありませんでした。

しかし婚活でデートをするということは、今後男女関係に発展するかどうか? を見定める場です。あまり気負わないようにしていたつもりでも、やはりどこかで意識していたのでしょうか。

知らない人に気を遣うのが疲れた

顔を書いた紙で顔を隠す女性
無理にニコニコしてると疲れる

私はHSP(繊細さん)ではありませんが、AC(アダルトチルドレン、他人の顔色を窺って過度に気を遣う、自己肯定感がなさすぎる、自己評価が低すぎる、ストレスへの対処が下手でため込み続ける)という特性があります。家庭環境由来のものです。HSPとか、ACとか、いわゆる「生きづらさ」については日常ブログでも言及しています(こちら)。

そのことに気がついたのはごく最近のことですが、当時は、そんなことも知りません。だから初対面の人に会って、相手の気に触らないように、当たり障りなくおだてるというのがものすっごくストレスでした。

他人よりも自分を大切にしたかった

カラフルな風船が舞う青空
自分を大切にしたかった

そうやって初対面の相手や、好きでもないし男性とデートを重ねるのは自分を偽り続けていると同然です。周囲からは「最初はそんなもの、会えば会うほど情がわくから」となだめられましたが、全くそんなことはありませんでした

会えば会うほど苦痛になる。メッセージの通知音が苦痛になる。気づけば仕事中も考え続けて常にストレスで鬱々とした状態になっていました。

やがて気が付きます。私は好きでもない相手を好きになろうとしたり気を遣ったりして、自分自身を捨てることはできない。

私は私のままでいたい。そして婚活をやめることになります

自分の問題が家庭環境から来ていると知った

婚活があれほどストレスだった理由が、今の私ならわかります。

私は家庭環境が恵まれてはいるけど、愛情には乏しいという環境でした。そこからくる様々な課題が当時から今でも私を縛り付けています。とはいえ、当時はそんなことを知る由もなく全部自分の性格が問題だと感じていました。

これらを自分の性格だと思っていましたが、今は、これらが家庭環境、プチ毒親の刷り込みからくるものだったと理解できました。そういう自己理解が出来ていないまま婚活をしても、漠然と正体不明のストレスを抱えるのは当然だったわけです。

婚活が不調、婚活がストレスなら自己分析もしてみて

昼間の小道を歩く女性
自分の道を歩もう

地方在住のアラサーはとにかく婚活への焦りに襲われがちです。いくらアラサーでも独身は珍しくない、アラサーでも十分結婚出産の可能性はあると言われても、一時の慰めの言葉でしかありません。

だから焦って婚活アプリを使ってみたけど、なぜこんなに婚活が不調なんだろう
 なぜこんなにストレスを感じて苦痛なんだろう? と悩むことがあれば、婚活よりも自分自身を見つめなおすことをおすすめします。

あなたが悪いと言っているのではありません。あなたのあなたらしさを見失ってませんか?

ABOUT ME
たまお
30代独身+猫たち。 26歳からマッチングアプリを使って婚活に励むが、地方在住・恋愛経験なし・陰キャコミュ障アラサーという苦難を実感する。 婚活の中でいろいろ悩んだ挙句、最良のパートナー=自分という結論に落ち着き、独身ながら私らしく自由を手に入れた。 同じく「婚活をしているが何かモヤモヤする」というアラサー女性に寄り添いたい。